起業をするのであれば、失敗はしたくないのが当然だ。そのため、起業リスクが少ない業種を選択することが重要になってくる。この場合のリスクとは、ネットビジネスといった流行りモノに乗ったりしないことである。たとえブームに乗れたとしても、時間がたてば今流行しているビジネスはあっという間に廃れてしまうことも多い。起業する業種を選択するには慎重になるべきである。そしてここでお勧めなのが、介護ビジネスで起業することだ。
日本は既に、65歳以上の高齢者が増大した超高齢社会となっている。高齢化の波は留まることを知らず、日本の人口に高齢者が占める割合は4人に1人と言われている。また総務省は、2035年に人口の3人に1人が高齢者になることを推計している。
起業をする上で非常に大切なことは、起業を考えている業種に成長が見込めるか否かだ。その点において介護ビジネスは、これからも右肩上がりの成長が確実とされている。少子化が進み多くのビジネスが明るい未来を描けないにもかかわらず、介護ビジネスだけは未来展望が開けているといっても過言ではないだろう。
また介護ビジネスは、一般のビジネスと違い行政から指定を受けて介護保険の給付対象となる。そのため報酬の90%が国民健康保険団体連合会から支払われていることも大きな魅力の一つである。つまりビジネスとして貸し倒れリスクがほぼ生じないということなのだ。これは他のビジネスでは考えられないほどのメリットと言えるだろう。