2024-12-04

イマ注目の業界で起業する

昨今介護事業においていくつかの大手企業が新たに起業し介護の世界に参入してきており、有料老人ホームを開設したりデイサービス事業などを運営している。
もともと異業種である大手企業が参入しているのだが、少子化や高齢化の理由から国内の人口は減り始めていて、子供や若者をターゲットにした既存のマーケットが既に縮小の傾向にあるのが原因で、新しいマーケットの開拓を推進している。高齢者をターゲットにしたマーケットは活性化しているので、しばらく成長が見込める事業であるだろう。現状のマーケットにおける利益をこれ以上望めないと判断した企業が、今後も継続して発展が予想される介護の世界に参入してきているのだ。
都市部では介護老人保健施設の入居率にバラツキが見え始めていて、一般的な介護施設の入居率がやや減少傾向にあり、その分有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の利用者数が増えている傾向がある。利用する側の選択肢が以前よりも広がり、価格競争によって入居しやすいホームが増えたり、所得の多い人はよりサービスの良いホームを選んでいる。他の産業と同様に介護の世界でもニーズが変化しており、より一層のサービスの改善や効率化が求められるだろう。
大企業の場合は資金面に強みがあるので、今までにない発想で介護におけるサービスと効率性の両立を兼ね備えた新しい介護スタイルが確立される可能性があり、今後の展開が期待される。